S
H
I
N
G
診断
検索
比較
高級枕はおすすめ?有名ブランドの特徴と失敗しない選び方を解説

高級枕はおすすめ?有名ブランドの特徴と失敗しない選び方を解説

masaのプロフィール画像masa
更新日: 2024.03.28

睡眠の質を上げる方法の1つとして、高級枕を利用するという選択肢があります。しかし、高級枕といっても価格帯や素材、特徴は様々です。そのため、どのような枕を選べばいいかわからず、購入に踏み切れない方も多いかもしれません。

そこで当記事では、高級枕の特徴や価格帯、高級枕で失敗しない選び方を徹底解説します。高級枕で睡眠の質を改善したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください

masaのプロフィール画像
筆者睡眠健康指導士

睡眠健康指導士として、睡眠のサポートや体に合った寝具の選び方に関して情報発信。オーダーメイド枕の企画、販売など一貫して担当。


高級枕の特徴と価格帯

まずは、高級枕の特徴と価格帯について解説します。

魅力や特徴

高級枕の特徴は、普通の枕に比べて素材や形にこだわっている点です。高級枕を使用すると、快眠できる寝相を保ちやすい・熱がこもりにくいなどのメリットがあります。

普通の枕には使わない素材を使用しているため耐久性に優れていたり、保証が付いていたりと、長期的に利用できるのも魅力です。

中には高さを調整できる枕などもあり、睡眠の質の向上が期待できます。以上の理由から、高級枕は大切な人へのプレゼントとしても人気のアイテムです。

値段はどれくらい?

枕の値段は、一般的な枕か高級な枕かによって、価格帯が異なります。枕の値段を大きく分けると、主に以下の3つの価格帯に分かれます。

枕の価格帯

  1. 11,000~5,000円:最も多く販売されている価格帯
  2. 25,000~1万円以内:素材にこだわっている枕の場合
  3. 31万~3万円:高級枕・オーダーメイドの場合

睡眠の質は必ずしも枕の価格に比例するとは限りませんが、やはり高級枕のほうが睡眠の質が上がったと感じる方は多いようです。

高級枕を販売する有名ブランド

現在、高級枕には様々な種類がありますが、中でも高級枕を代表する有名ブランドを紹介します。

高級枕を代表する有名ブランド

  • テンピュール
  • マニフレックス
  • 西川
  • シモンズ

上記のブランドによって枕の特徴は大きく異なります。それぞれのブランドの特徴や違いを詳しく見ていきます。

その1:テンピュール

テンピュールの特徴は、低反発枕という点。NASAが宇宙飛行士にかかる重力を和らげるために開発された新素材であり、高品質な睡眠ができると人気です。低反発枕の代表格とも言えます。

そんなテンピュールには、以下の特徴があります。

テンピュールの特徴

  • 身体にフィットする
  • 温度によって枕の硬さが変わったように感じられる
  • 耐久性に優れている

低反発枕のため、身体へのフィット感を重要視する方におすすめです。

その2:マニフレックス

マニフレックスは、独自開発の高反発フォームであるエリオセルという素材を使用しています。エリオセルは反発力に優れており、身体をしっかり支えられるのが特徴です。

さらに、ドイツのLGA GERMANYという検査機関の厳しい耐久テストにも通過し、非常に高い耐久性があると証明されています。

マニフレックスはテンピュールと違って高反発であり、体重をかけても反発力が強いため身体が沈まないのが特徴です。

その3:西川

西川は、日本の伝統ある寝具メーカーで、創業は「西川甚五郎商店」という1566年から続く老舗です。そのため、マットレスや羽毛布団を購入する際は、日本人の多くが西川を思い浮かべるでしょう。

西川の枕はラインナップが幅広く、最新の睡眠科学を取り入れているため、様々な体型に合わせた枕を提供しています。特に、「ドクタースリープ」という枕は、整形外科医が推奨するほどの高級枕です。ドクタースリープの特徴は以下のとおり。

ドクタースリープの特徴

  • 高さの調節が可能
  • 立体的な形状のため、首と頭を支えられる
  • グランドモデルは首と両サイドが2重構造になったおり、より快眠できる作りとなっている

「西川」と似た枕のブランドに、「昭和西川」がありますが、全く違う会社のためご注意ください。昭和西川は、製造が主力事業であった企業ですが、寝具の販売も始め、現在ではネット販売やテレビショッピングなど、幅広く寝具を提供しています。

その4:シモンズ

シモンズは、スプリングマットレスの効率的な大量生産を達成したことにより、大衆消費者向けの大量販売に成功しました。現在も「世界のベッド」として圧倒的な支持を誇る、名高い寝具ブランドとして知られています。

シモンズは、高級ホテルで数多くのベッドにも選ばれており、品質と信頼性が評価されています。しかし、シモンズはホテルだけでなく、一般家庭でも広く利用されているのも特徴です。

高級枕で失敗しない選び方

ここまで高級枕の有名ブランドについて紹介しましたが、実際に購入する場合に重視するポイントはどこにあるのでしょうか。ここからは、失敗しない高級枕の選び方を3つ解説します。

選び方その1:自分に合った高さ

枕を選ぶ際は、自分に合った高さの枕を選ぶのが非常に重要です。自分に合った高さとは、立っている際の姿勢と同じような姿勢を、寝ている間も維持できる高さのことです。

仰向けに寝る際は、敷布団から首の角度を約5~15度にすると快眠できると言われています。

枕の高さが首の隙間に合っていない場合は、肩や首などの筋肉に負担がかかり、呼吸しにくくなります。そのため、睡眠の質が下がり、疲れが取れないなどの原因となります。

自分に合った枕を見つけるのは非常に難しいですが、実は高さ調整可能な枕も存在します。高さ調整可能な枕は、一人ひとりの体格に合わせた高さに枕を調整できるため、購入時に失敗するリスクが減るのがメリットです。高さ調整可能な枕の中でもおすすめなのは、高さを調整するシートが複数枚内蔵されており、高さを何段階かに調整できる枕です。

選び方その2:寝返りしやすいサイズ

高級枕を選ぶ際は、枕のサイズも重要なポイントになります。枕のサイズによって、寝返りをした際に呼吸がしにくくなり、快眠できない可能性などがあるからです。

快適な睡眠をするためには、下記の特徴がある枕が人気です。

快眠するための枕のサイズに関する特徴

  • 横方向にサイズが大きい枕:寝返りをうった際に適切な姿勢を保ちたい方向け
  • 縦方向にサイズが大きい枕:頭部から方までのラインを適切に保ちたい方向け

通常よりも横のサイズが広い枕は、寝返りをうつ際に両側にスペースがあるため、理想的な体制を保つことが可能。そのため、よく寝返りをうつ方におすすめです。

縦のサイズが大きい枕は、頭部だけでなく肩全体を支えることができるのが特徴です。極度に肩が凝っている方や、頭から肩にかけての適切なラインを維持したい方におすすめです。

選び方その3:好みの質感と素材

枕を選ぶ際は、好みの質感と素材を選ぶのも重要です。実は、枕には様々な素材が利用されているため、それぞれの特徴や機能性を理解することが重要です。

枕に使われている主な素材は以下のとおりです。

高級枕に使われる主な素材

  • ポリエステル綿
  • 低反発枕
  • 高反発枕
  • 羽根・フェザー

これらの違い・特徴をまとめた表をご覧ください。

素材

特徴

おすすめの人

ポリエステル綿

・洗いやすくコスパが高い

・適度な弾力と通気性がある

・選択にも耐えられる

・枕を選択したい人

・通気性がよく長期的に利用したい人

低反発枕

・反発性が低く、体重をかけるとゆっくりしずみゆっくり戻る

・頭にかかる圧力を分散させる

頭部と首のフィット感を重視する人

高反発枕

・やや硬い

・フィット感は感じにくい

・圧力をかけた際の戻りが比較的早い

・寝返りを多くうつ人

・横向きで寝る人

羽根・フェザー

・ふわふわとした質感

・通気性に優れている

・オールシーズン使いやすい

・温度を保てる

・ふわっとした質感が好みの人

・温度を保てる枕がほしい人

このように、枕の素材によって特徴は大きく変わるため、購入前にご自身に合う素材を見つけてください。

オーダーメイドの高級枕という選択肢

高級枕の選び方や素材について理解が深まった方も多いかもしれません。しかし、実際に高級枕を購入する場合、枕の高さ・サイズ・素材などを吟味する必要があり、自分に合う商品を見つけるまでに時間がかかるでしょう。そこでおすすめなのが、自身の好みに合った高級枕をすぐに手に入れられる「オーダーメイドの高級枕」です。

オーダーメイド枕は、頭や首、肩の形状を計測して、ご自身の体型や使用中のマットレスに適した枕を制作してもらえるのが魅力です。高級枕の素材もご自身で選ぶことができ、好みの硬さや質感の枕を手に入れることができます。

オーダーメイド枕は通常の枕よりも高価ですが、睡眠の質を向上させるだけでなく、定期的なメンテナンスにより長期間愛用できるのも魅力です。睡眠の質を上げたいけど、どのような枕を購入すべきか迷っている方は、オーダーメイド枕を検討してみてはいかがでしょうか。

高級枕で上質な眠りを手に入れよう

高級枕は通常の枕と比較して高価格ですが、その分サイズ感・素材・適切な姿勢を維持できる高さにこだわっているため、睡眠の質が向上する可能性が高いです。ただし、ご自身に合った適切な枕を見つけるまでには、時間と手間がかかります。

自分に合う枕をすぐに手に入れたい方は、オーダーメイドの枕を検討してはいかがでしょうか。

         \自宅でつくれるオーダーメイド枕/