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枕の捨て方は3つ!ゴミとして処分するには自治体のルールをまず確認

枕の捨て方は3つ!ゴミとして処分するには自治体のルールをまず確認

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更新日: 2024.03.28

長い歳月使い続けるイメージのある枕ですが、どれだけ長持ちするものでも、いつかは買い換えるタイミングが訪れるでしょう。しかし、実際に枕を処分しようと思った時に「捨て方」に悩むという声が多く聞かれます。

本記事では、枕を処分する時の主な方法を3つの項目に分けて紹介していくので、住んでいる自治体のルールや手元の枕の素材などと照らし合わせながら、自分に合う方法を見つけてみてください。

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筆者睡眠健康指導士

睡眠健康指導士として、睡眠のサポートや体に合った寝具の選び方に関して情報発信。オーダーメイド枕の企画、販売など一貫して担当。


枕の捨て方は素材によって変わる

枕を捨てようと思った時に、ほとんどの方が「燃えるゴミ」として処分する方法を思い浮かべるのではないでしょうか。しかし、実際は枕に使用されている素材によって「燃えるゴミ」と「燃えないゴミ」のどちらに当てはまるかが異なります。

枕の素材を知っておくことは、枕の洗濯やお手入れの際にも役に立つのでぜひ一度チェックしてみてください。

燃えるゴミで処分できる素材

「燃える(可燃)ゴミ」として処分可能な素材は、主に以下の通りです。

  • そばがら
  • 羽毛(羽根)
  • もみ殻

現在製造されている枕のほとんどは上記の素材に当てはまるため、基本的に枕は燃えるゴミとして処分できると考えて問題ありません。

素材での判断ポイントとしては「天然素材」であるかどうかです。天然素材の場合は燃えることが多く、一方で「人工素材」であると次に紹介する燃えないゴミに分類される可能性が高くなります。

また、枕の種類として多く見られる「低反発」タイプの素材であるウレタンは燃えないゴミになるので、間違えて燃えるゴミとして捨てないように注意してください。

燃えないゴミで処分できる素材

「燃えない(不燃)ゴミ」に分類される枕の素材は、主に以下の3つです。

  • ウレタン
  • ビーズ
  • パイプ

ウレタンは、低反発枕に採用されている素材です。しかし、自治体によってはまれに燃えるゴミとして処分可能な場合もあるので、事前に確認するようにしましょう。

ビーズやパイプといった素材は、プラスチックに分類されるため「燃えないゴミ」または「プラスチックゴミ」として処分する必要があります。しかし、枕本体に使用されているカバーが布製である場合は、カバーのみ燃えるゴミになるのできちんと分別することを忘れないでください。

枕の捨て方は大きさによって変わる

素材によって燃えるゴミに分類される場合でも、大きさ次第では処分方法が異なるパターンがあるので注意が必要です。とくに、自治体が指定するサイズのゴミ袋に入らないような大きな枕であれば「粗大ゴミ」に分類されることがあります。

しかし、ハサミで切ることができる素材の場合は細かくカットすることで、指定のゴミ袋に入れられるようになるでしょう。一般的なゴミとして処分したいと考える際には、ぜひなるべく小さくしてゴミ袋の中に収まるように工夫してみてください。

また、小さくカットした場合でも素材次第で燃えるゴミと燃えないゴミのどちらに分類されるかは異なるので、事前にしっかりと確認した上で適切に処分しましょう。

枕の捨て方がわかったら自治体のルールを確認

枕を捨てる方法を把握したら、実際に処分する前に自分が住んでいる地域の自治体のルールに目を通すことを忘れないようにしてください。素材や大きさを問わず、自治体によって独自の処分方法がある場合があるので、ルールに従って捨てることが何より重要です。

また、自分の枕がどのような捨て方に当てはまるのか分からない場合にも、自治体のルールを確認したり問い合わせたりすると良いでしょう。なんとなくで捨ててしまうとゴミを回収する業者の人にも迷惑を掛けますし、環境の面でも好ましくありません。

必ず自分の枕に合う捨て方を調べて理解し、適切に処分するようにしてください。

枕の捨て方と風水の運気アップ

枕を捨てる際には、風水の効果を考慮するともれなく運気アップに繋がるのでおすすめです。決して難しいことではないので、すぐに試せますよ。気持ちよく枕を処分して、良い気を招き入れてみましょう。

その1:洗濯する

「どうせ捨てるから」と、汚れやニオイが蓄積された状態の枕をそのまま処分すると、運気が下がる原因となってしまいます。汚れは「厄」であると考えられているため、処分前には一度しっかりと枕を洗濯して清潔な状態にしましょう。

また、綺麗に洗濯することで長く愛用した枕に対する感謝の念が生まれます。そのため、きっとすがすがしい気持ちで手放すことができるのでぜひ試してみてください。

どうしても洗う時間が確保できない場合や、枕が洗えない素材である時には、天日干しや陰干しなどで乾燥させて、いつも通りの「お手入れ」を行うだけでも問題ありません。

その2:紙で包んで捨てる

洗って清潔にした枕は、そのままゴミ袋に入れるのではなくぜひ紙に包んでから捨ててください。包む際には粗塩と清酒を入れてお清めをすることで、風水の面では運気向上に繋がると言われています。

粗塩は「自然塩」や「天然塩」、清酒はアルコールが22度未満で米や米こうじなどが原料となり発酵させて作られた「日本酒」を用意してください。

紙に包む理由としては、ゴミ袋の素材である「ビニール」には悪い気がたまると言われているためです。悪い気の影響を受けないためにも、お清めをした紙に丁寧に包んでから処分をしましょう。

枕を買い換えるタイミング

現在使っている枕を処分して新しいものに買い換えたいけれど、タイミングが分からないという方も少なくはないでしょう。買い換えの目安としては、主に以下の項目に当てはまった時がおすすめです。

  • 枕が寿命を迎えた
  • 汚れやニオイが気になる
  • 寝起きに頭痛や首の痛みなどがある

一番ベストな買い替えタイミングとしては、やはり「寿命」が訪れた時です。

枕の寿命は一般的に3~5年ほどと言われているので、購入した時期から数年がたった枕は一度状態を見直してみてください。

また、洗濯をしたり干したりしても解消しない汚れやニオイがある場合にもぜひ新しい枕に交換することを検討しましょう。

そして、見落としがちな買い換え目安のひとつとして「身体の不調を感じた時」もあります。とくに、寝起きに頭や首が痛むようになったと感じる方は注意してください。使っていくうちに枕がへたったり形が変わったりして、寝心地が悪くなってしまった影響である可能性があるので、枕の見直しが必要です。自分の身体に合う適切な枕を選んで、快適で上質な睡眠環境を整えましょう。

枕の捨て方は自治体で異なる!しっかり確認しよう

枕の捨て方を判断するポイントとして、何より重要なのは「自治体のルール」です。

もちろん素材や大きさなどで処分方法を判断することも大切ですが、地域が定めた捨て方をしっかりと守って気持ちよく枕を買い換えるようにしましょう。